能登半島ボランティア

能登半島に3泊4日の災害ボランティアに行ってきました。これまで数度現地でのボランティア経験のあるご近所さんから誘いを受けたのですが、かねてから総務常任委員会の副委員長としていざという時のために防災の現場を知っておきたいと考えておりましたので二つ返事で同行がきまりました。

宿泊するのは法政大学の水野教授がコーディネイターとなって設立された能登半島の最先端に位置する珠洲市にある『ボラキャンすず』。50張りのテントがモンベル、アキレスといった協賛企業によって提供・設置されています。ボランティアの当事者は食事を自ら持参し、風呂屋を利用しテントで寝るので被災した現地の負担となることなく腰を据えたボランティア活動ができます。

滋賀から現地までは5時間のドライブとなりますが、往復路2車線は復旧しており軽自動車でもたどり着ける道路状況です。ゴールデンウイークの最盛期で100名、通常時30名の参加とのことですが、水野教授によれば膨大な作業をこなすには一日50名は欲しいとのことで、更なる皆様の参加が期待されています。

もしこのブログをご覧になって『ボラキャンすず』にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら私の経験から得たアドバイスをお伝えしておきたいと思います。

その1:ボランティアは楽しむべき。

被災者の心情を考えると災害現場で観光気分で騒ぐなどご法度、スマホでの撮影でさえ当事者への気遣いが必要です。ところが今回たまたまお逢いできた『ボラキャンすず』を設立された法政大学の水野教授はボランティアを楽しめとおっしゃっていました。

キャンプ生活は衣食住を自ら行いますのでタダでさえ不足しがちな現地のインフラを使用しません。皆さん全国から集まってきて共同で作業を行いますので自ずと仲間意識が芽生え心が通い合います。東北、阪神、熊本などあちこちで活躍されているベテランメンバーからの貴重な体験談を聴けるのも魅力です。

その2:雨対策は万全に。

特にこの時期、北陸の天気は雨模様で毎晩雨に降られました。私の泊まったテントは有名アウトドアメーカーのしっかりしたものでしたが、激しい雨に屈しテント内に雨水が侵入し、深夜に格闘する毎日でした。電源があるのでこれから寒い時期を迎えますので布団乾燥機持参も一手かも?

その3:現地に金を落とせ。

珠洲市の場合、中心部は水道が復旧しています。驚いたことに現地のコンビニの多くは18時に営業終了しますが、被災地の主だったところに福井県資本の薬局チェーンGENKYが出店していて21時まで生鮮食品が手に入ります。ここをはじめ現地の食料品店や飲食店、DIYは営業再開されていますのでなるべく買い物は現地調達をおススメします。

その4:耳栓必須。

ボラキャンすずは珠洲市の災害ゴミ集積所のすぐ隣の敷地にあります。当然重機の発する騒音や定期的な波の音、テントに打ち付ける雨音が睡眠を妨げます。耳栓もしくは心地よい音楽が快適に過ごす手助けとなります。百均のモノで充分ですのでご用意願います。

ボウイスカウトの世界大会に用意された広大な広場が災害瓦礫の集積所に…ここも間もなく瓦礫で埋まりそうです。

帰り道には支援ありがとうの看板が…災害ボランティアで蓄積した疲れが吹き飛びました。